初心者必見!ヨガマットの選び方まとめ

このサイトではヨガマットの選び方について様々な角度から解説していますが、結局のところ何を選べばいいの?という声も上がります。

というわけで今回はヨガマットの選び方についてのこれまでの記事をまとめて、一つの結論を出してみようと思います。ヨガマット選びの参考にしてみてくださいね。

その前に、ヨガマットってなんで必要なの?という方はこちらをご覧ください。

ヨガマット選びの基本

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ヨガマットの素材を決めよう

ヨガマットの素材は大きく分けると7種類ほどに分類されます。

このうち一番よく使われて出回っているのがPVC素材、高品質素材として有名なのがTPEです。初心者ならこのどちらかを選ぶのが確実だといえるでしょう。

なぜなら他の素材にはクセもあるんですよ。麻や畳はお手入れが難しいし、天然ゴムは重くて持ち運びに適しません。PER素材は取り扱い自体が少ないので、探すことすら難しかったりします。

やっぱり安いPVCが一番?

PVCには水洗いできないなどのデメリットもあるものの、やはり安価であるのは何よりのメリットですし、有名メーカーのPVCならかなり優秀なんですよ。

逆に言えばノンブランドのPVCヨガマットを無計画に買うのは危険とも言えますが、それも値段が安いのでいいでしょう。

TPEの性能は抜群

化学素材ヨガマットの中では最も高価なTPEですが、この性能はほんとに評価できますよ。特に持ち運びが多い人にはこの軽さは非常に助かります。比較的厚めのマットでも、1キロを切ってしまうのはTPEだけです

クッション性、グリップ力ともに非常に優れ、これを一度使ってしまうとPVCには戻れないと言われるほどです。3mm程度のマットでも、すごく柔らかく包み込んでくれますよ。

予算と相談して二択!

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というわけで素材は安く買いたいならPVC、長く良いものを使いたいならTPEということで問題ないでしょう。それ以外のマットは2枚目以降にチャレンジすれば良いんです。

ヨガマットの厚さを決めよう

ヨガマットの厚みによる特徴は、素材によって異なってくるのですが、PVCとTPEならほとんど同じです。TPEのほうがクッション性に優れるため、薄くても負担が少ないと考えればよいでしょう。

一般的なヨガなら3~6mmくらいがベスト

普通の初心者向けヨガ教室に通ったり、DVDのヨガ講座を受講するなら、3~6mmくらいのヨガマットを選ぶとよいでしょう。座った姿勢で痛みを感じやすかったり、強いクッション性がないと不安な人は6mm程度のヨガマットを選び、そうでないなら出来るだけ薄めのほうがいいという感じです。

薄めのヨガマットがいいのは、ヨガの基本姿勢が身に付きやすいこと、持ち運びが楽なこと、値段が安いことなど様々です。とりあえず痛くないように分厚いヨガマットを選ぶというのは間違いなんですね。

1~2mmのヨガマットは旅行用に

逆に3mm以下のマットになるとクッション性はほぼ皆無になってしまうので、普段の用途には向きません。旅行用や毎日持ち運ぶ必要がある際など、限られた目的のマットになるわけです。

ヨガマットのサイズを決めよう

素材、厚さと決まれば次はサイズです。適切なサイズについては体格に依拠するので、一つの答えを提示することは難しいのですが、あえて示せば下記のようになるでしょう。

ヨガマットの長さは身長+10cm以上のものを

ヨガマットは基本的に大きければ大きいほど、ストレスなく使えるものになります。大は小をかねるということわざが通用するわけです。

ですが大きめのマットはそれだけ値段が高くなったり、持ち運びが不便になったりするため、小柄な方なら長さ160cmくらいのマットを使うのも良いでしょう。

高級マットは180cm以上が普通

いくら自分が小柄でも、高級マットを探していると小さなマットが見つからないということがあるかと思います。これは高級ヨガマットがそんなにたくさんのサイズ展開をしていないし、大きいほうが使いやすいということが関係しているようですね。

なので値段が高めのヨガマットを購入するときは、サイズは大きいものと割り切ってしまうことにしましょう。

ヨガマットの色を決めよう

色については何も特筆すべきことはありません。下記記事にも書いた通り、好きな色を選べばいいでしょう。目立ちたいならプリント入りのものでもいいし、派手な色使いもいいでしょう。

結局どのヨガマットを買えばいいの?

上記のような必須項目をふまえて、PVC素材とTPE素材でそれぞれおすすめヨガマットを一つづつ紹介しましょう。

TPEならスリアのHDエコマットプラス

これは自信をもって勧められるヨガマットですよ。TPE素材の0.4mmで重さは約1キロ、値段が約5000円というのはコスパがかなり優秀です。これなら持ち運びも苦にならないし、長く愛着をもって続けられますよ。

スリアについての詳しい解説はこちらの記事をご覧ください。

PVCならヨガワークスの6mm

PVC素材ならノンブランド品なら1000円以下でも買えるんです。もちろんそれらを買うのもアリなんですが、あまりおすすめは出来ません。滑りやすいし臭いもあるし、楽しんでヨガを行うことの妨げになりかねないんです。

だから約4000円と、PVCにしてはかなり高額になるんですが、ヨガワークスの6mmマットを選びました。こちらは日本ブランドの定番品で、特殊な表面加工のおかげで滑りにくいし、臭いも気にならないんです。

ぜひこれを参考に、理想のヨガマットにめぐり合ってくださいね。