ヨガマットはどうやって洗うの?素材別簡単お手入れ方法を解説!

ヨガって意外とかなりの汗をかく運動なんですよね。特に踏ん張る手足は汗の量が多く、それが接するヨガマットはどうしても汚れてしまうんです。

汚いヨガマットは臭いますし、薄汚れているとかっこ悪くてテンションも上がりませんよね。

というわけで今回はヨガマットの素材別に、簡単にできるお手入れの方法を解説していきましょう。

ヨガマットのお手入れ、洗濯方法

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PVC素材の場合

ヨガマットとして最も多く出回っているのが安価で丈夫なPVC素材なんですが、このヨガマットは基本的に水洗いすることができません。水分や溶剤をヨガマットが吸収して、大きく劣化してしまう恐れがあるんですね。

なので基本的には洗剤を用いず、固く絞った布でゴシゴシ表面をこする感じのお手入れになります。

でも想像できる通り、水ぶきしただけでは黒ずみなんかは取れないことも多いですし、お手入れが簡単で便利とは言えません。ここらへんが、長くヨガマットを使い続ける上級者からはPVC素材が敬遠される理由ともいえるでしょう。

でも水洗い可能なPVCもある!

一概にPVC素材といっても、研究開発の進んだ現代のヨガマット業界では、水洗いできるPVC素材もあるんです。

特に有名ブランドの比較的高価なPVCヨガマットはそのような工夫が施されていることがおおいので、ホームページでお手入れ方法を確認するのがよいでしょう。お手入れ方法や洗剤の有無は、それぞれのメーカー情報に準拠してください。

TPEやEVA素材の場合

PVCに比べて少し高価な化学系素材であるEVAやTPEは、水に強い特徴を持つので、ガシガシ水洗いすることができます。でも洗濯機に突っ込むことはできませんので、バスタブを使って洗いましょう。

中性洗剤をかなり薄めて漬ける

おすすめのケア方法はバスタブに食器用洗剤などの中性洗剤をまぜたぬるま湯を張り、短時間漬けておいてから、ごしごし洗い流すことです。あまり高濃度の溶剤に長時間漬けてしまうと、素材劣化の原因になるので、薄めの溶剤で短時間と心がけましょう。

大きなヨガマットをバスタブで洗うのって大変な作業なんですが、こうするとピカピカになって気持ちがいいし、愛着もさらに沸いてくることでしょう。高級な革靴を磨くのと似ている感じでしょうか。

しっかりと水気をきってから乾燥

ヨガマットはかなり水気をすってしまうので、脱水が重要になるんですね。これを怠って干してしまうと、なかなか乾かないから雑菌が繁殖してにおいの原因にもなってしまいます。

有効な方法としては大きめのバスタオルでヨガマットを包み込み、足で踏んだりして水分を出してあげることです。これなら力もいらずに脱水できますよ。

外でしっかり干して完成

あとは広げて外に干してあげれば完成です。でもいつまでも外に干していると劣化の原因になるので、乾いたら速やかに部屋に戻してあげてくださいね。

天然ゴムヨガマットの場合

高級ヨガマットにあたる天然ゴム素材のヨガマットは、PVCと同様に水洗い厳禁なので注意してください。中性洗剤を少し混ぜた布で水拭きするくらいならいいでしょうが、漬け置きなどをしてしまうと大事なヨガマットが一瞬でダメになってしまったりするんです。

ですので水拭き後に乾いた布でしっかりと水分をふき取り、外に干してあげるのがいいでしょう。

畳や麻のヨガマットの場合

近年人気上昇中の麻や畳などのヨガマットの場合、さらに繊細なケア方法が必要になります。汚れやシミができても、その場所をガシガシこすってしまうと繊維を痛めるのでダメなんです。

お手入れ方法は水を絞った布でトントンと叩くようにおそうじすることくらいでしょうか。洗剤の使用はもちろん厳禁です。

まとめ

いかがだったでしょうか。

ヨガマットのケア方法ってホントに素材によってさまざまなんです。だから自分のヨガマットの特徴を理解したうえで、それにあったケアをしてあげるようにしてください。高価なヨガマットは少しでも長くきれいに使い続けたいものです。